「コンビニ人間」

今年に入ってから実行してる事の一つに、芥川賞と直木賞の作品を読もう!
…ってのがある。
芥川賞は純文学の新人賞、直木賞は大衆文学の新人賞らしい。
明確に分からないが、本のタイトルから何となく芥川賞は硬め、直木賞はポップで軽い気がする。
図書館で予約して、順番が回ってきたら借りて期間内に読み切る…ってのがマイルール。
ただ、受賞作は人気が高く、
2016年下半期の直木賞「恩田睦/蜜蜂と遠雷」なんて1569番目。
そんな中、早く回ってきたのは…

2017年下半期の芥川賞「百年泥/石井遊佳」
2017年上半期の芥川賞「影裏/沼田真佑」

…連続で芥川賞。
1月に予約して10ヶ月の中でこの2冊が回ってきて…それぞれ読んで…うん、少々難解で硬い。
何が言いたいのかが、ぼんやりって感じ。
もちろん僕の読解力がよろしくないってのもあるが。
さて、この間回ってきたのは…

2016年上半期の芥川賞「コンビニ人間/村田沙耶香」

…また芥川賞。
あ、知ってる!!
でも、え!?
芥川賞??
僕の中でのタイトルから来るイメージは断然、直木賞。
読んでみて〜
何と、半日で読んだ。
読み易いし、何より、面白い!!
先の2つは期限1日過ぎで返したんだが、何と半日で一気読み。

とても面白かったし、共感出来た。
主人公、だいぶ変わってるんだけど、それ以上に周りが異常で…
いや、周りは普通の人。
一般的な人達なんだけど、読み終えて、今、とかく一般人は皆異常な気がしてる。
僕も…な気がする。

皆さん、是非。

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