「恐ろしい未来」

CMでCGのガンダムが出る映画って事で認識はしてたんだけど、そんなに興味は無かった映画。
ただよく聞く朝のラジオで、この映画に出演している森崎ウィンって俳優が終日ラジオ局を番宣絡みでジャックしてて、それでちょっと興味わいて昨日、観てきました。

先のマーベル・シネマティック・ユニバースは、独立したマーベルの超人達を同じ世界観で描いてワクワクさせてくれる。この「レディ・プレイヤー1」も同じ。色んな映画やアニメのキャラクターやシチュエーションがどんどん出てきて、敵同士になったり協力したり、それが日本のカルチャーがかなり絡んでいてワクワクしっ放しだった。
アキラの金田のバイクとか、僕の世代はドンピシャ。
でも、それもこれもVRならば可能って事。
全体通して、ワクワクと並行して感じたのが「恐ろしさ」。
人間同士の温かさのあるコミュニケーションが、自分が操作するアバター(オンラインゲームの中のキャラクター)同士でも可能なのか。
向こう側でアバターを操作している人間がどういう人間かもわからないのに。
でも、人間同士でも表情や温もりはあっても腹の底はわからないし。
・・・なんてグルグル。ちょっと、未来が怖くなった映画でした。

そして台本読んだから思うんやけど、激富の今年の本公演「ダッシュ!!!」にかぶる部分があって…こういうの激富の公演ってよくあるんです。
公演前に似た現実が起きたり、公演後に似た現実が起きたり…
パッて思い出すのは2005年の「BARREL」・・・稽古中、オイルショックの影響が日本に出ているニュースで連日流れてた。
それから3年前の「ZEN」、これも稽古中にパリの多発テロが起きて、自分の台詞がまさにそれを表現してて、口にするのが苦しかった。
フランキーさんのアンテナが時代が抱える問題とかにやっぱリンクしているって事やろな。

激富2018「ダッシュ!!!〜Take by force〜」
オチをまだ知らないけども、今の時代に警鐘を鳴らす作品で、フランキーさん流の希望のある未来を必ず感じさせてくれる作品です!!

「まさにハリウッド映画の真骨頂!」

アベンジャーズ週間でした。
「インフィニティ・ウォー」を観て以来、見てなかった作品を数日かけてまとめてみた。
・・・かなり侮ってた。
キャプテンアメリカの誕生秘話は切ないし、3作目の『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』を観て「インフィニティ・ウォー」までの彼の気持ちの繋がりがよくわかった。
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』と『アントマン』は単純に、感動して泣けるシーンとそれ以上に笑うシーンが沢山あった。
この2作、『アイアンマン』や『マイティ・ソー』よりも好みでした。面白い!今週、6作品、イッキ見(笑)!
一連のマーベルの作品をまとめてマーベル・シネマティック・ユニバースって言うんだそうだ。
以下、そのリスト。

フェイズ1
済『アイアンマン』
済『インクレディブル・ハルク』
済『アイアンマン2』
済『マイティ・ソー』
済『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』
済『アベンジャーズ』

フェイズ2
済『アイアンマン3』
済『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』
『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』
済『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』
済『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』
済『アントマン』

フェイズ3
済『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』
済『ドクター・ストレンジ』
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー: リミックス』
済『スパイダーマン:ホームカミング』
済『マイティ・ソー バトルロイヤル』
済『ブラックパンサー』
済『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』

そして今年の秋『アントマン&ワスプ』!
全ての作品、制作費は億単位。やる事がすごいなぁ〜。
抜けている2作品を見て、もう一巡…出来たらトライして秋に備えよう(笑)

「初・四季」

千葉市民会館大ホール。
キャパ1000人のホールはファンでびっしり。
今回は、いわゆるミュージカル…ではなく、沢山の演目の中のメジャーな歌をダンスや芝居、楽器の演奏やボディパーカッションなんかにいっぱい演出を加えて表現する「65周年・レビューショー」みたいな演目。
僕みたいな「初・四季」にはうってつけ、かな。
2週間ほど前に思い立ってゲット出来た空席なので、上手端っこ最後列(笑)。
でも、むしろこの位置が良かった。
まず後ろに気兼ねなく観られるし、ライティングに舞台装置の演出や転換、お客さんの反応もまとめてのパフォーマンスを楽しめたので。
全部の曲に転換が入り、セットがどんどん組み変わる。
天井を突き抜ける様な歌声はズレやノイズの一切無い透明感。
バレエやジャズやらフラメンコやら…ソロやユニゾンでキレッキレ。
そして、口にする台詞は全部「イイ声」。
あ〜まさに地道な基礎鍛錬の上に成り立っているからこその、感動のパフォーマンス。
…思わず、すげぇすげぇって口にしてた。
そんな目の前のすげぇ俳優達が劇団四季の中にはこれでもかとわんさか居て、全国で色んなミュージカルを年中演ってる。
目の前のステージにいらっしゃるのはほんの一部なんだ…

「劇団四季すげぇ」

「インフィニティ・ウォー」

コレ、、、負けやん!
全員負けたやん!!

…そういうヒーロー映画でした。
ヒーロー達が負けたまんま…は無いので、来年、続編でリベンジするんやないかな。
しっかし、ま〜ド派手。
150分、大勢出てくるごちゃ混ぜヒーロー全員の…見せ場、見せ場のオンパレードでした。
ある意味、激富の目指すところかも(笑)。

個人的にはシビルウォー観てなかったからキャプテンアメリカのイメチェン姿がウルヴァリンに見えたのと、もうちょっとブラックパンサーの見せ場が欲しかった、かな。
来年の続編が楽しみ。