「ダッシュ!!!先行予約終了」

一昨日、22時に終了。
予約してくれた方々本当に本当にありがとう。
今年、舞台に立つ予定は無かったので、ゲストはともかく出演…しかも、フランキーさんとダブルキャスト、だなんてちょうど一週間前は全くもって想像もしませんでした。
世の中、何が起きるか分かりませんね(笑)。

さて、そんなわけで降って湧いた様な今回の出演、僕の見どころはも〜明らか!
新感線時代から激富シネ倶楽部を経て、今の激富/GEKITONGまで…25歳から22年、背中を見て走って来ました…
今回、同じ役を演じます…
前半が僕、後半がフランキーさん。
そんな、先輩との大勝負、でしょうか(笑)。
…こんな機会、作ろうとは絶対思わないな。
…まずこんな形でないと実現はしない。
カンパニーの皆さんの助けを借りて、雑念を抑え込み、9月末、ポケットに立ちます。

「ハリー!パイソーン!」
ドラゴンロックの初演(97‘)。
台本上には無いセリフ、劇中、誰も口にする事のない自分の役名。
本番、わざわざ大きな声で呼びながら客席登場。
タイソンと、なんかめっちゃ嬉しいな、なんて話してた、そんな先輩です…その直後、舞台上ではボッコボコにされるんですが(笑)。
そんな先輩との勝負となるダブルキャストです。
ぜひ、両方観て、まー色々思ってくれたら(笑)。
乞うご期待、です。

・中尾の台頭、活躍、青春大爆発(笑)!
・中尾さん(隆聖さん)と菜生子さんの激富での共演
・「法螺 〜a pack of lies〜」以来の伊瀬茉莉也ちゃん、山口紗貴ちゃんの出演
・激富にとって初の単独東京公演
・カンパニーが大阪から、チームワークそのまんま東京へ!
・キャストの個性がみんな面白くバラバラで、劇中これが見事に噛み合っている(笑)。

などなどと、見所の多い公演なのですが、フランキーとはだのダブルキャストは個人的には確実に軸です(笑)。

月曜からチケット一般発売。
窓口はこちら。

http://ticket.corich.jp/apply/93274/029/

「幽霊の存在は信じてる」

北斗の拳ラオウの最期の言葉「我が生涯に一片の悔い無し」は有名な言葉。
でも、大抵の人は志半ば…だったり、何らかの心残りがあったり、悔いがあったり、あんなラオウみたいにはまずいかないと思う。
それが突然!…だったりしたら、余計にその思いが強くなるのは当然。

「ルームロンダリング」っていう映画は、そんな強く思いが残った幽霊が出て来て主人公に思いをぶつける。死んでいるわけだから、僕なら見えたら怖いんだけど、主人公は見えるし、あんま怖がらない。コミュニケーションも取れる。当然幽霊は、聞いて聞いてーと、がんがん思いを投げる!

ま〜ポップに…ポジティブに、笑いのあるファンタジーとして描いているけど、自分があの幽霊だったら… 目の前に聞いてくれる人おったらしがみつき方あんなもんじゃないかもなぁ〜なんて思った。しがみついても思いはほぼ解消しないんだけどね。死んでしまっているから、溢れる思いが止めどないだけ。
苦しいし、辛い。
出てくる幽霊達も思いは解消しないんだけど、主人公のおかげで受け入れるって状態になれる。
でもそれで幸せ、ハッピーとは…やっぱり思えない。

今、自分は生きているから、大切に生きよう。

あ、これ、絶対観る!!

「カメラを止めるな!」

ブリグズビーベアに続くLiLiCoさんおススメの映画。
実は、ブリグズビーベア見終わった後に同日ダブルヘッダー予定で、上映してる映画館に行ったんだけど全回完売(泣)。
…で諦めて、今回リベンジ。
あの頃はミニシアターで客数も上映回数も少なかったけど、今やシネコンで上映する程の人気で客席がほぼ満席。

…見終わって、、、あ〜納得。
一体なんだこれ!?って唖然とする時間が約40分…
ワンカットで撮影したゾンビ映画。
でも、これ全てが後半の為のネタ振り。
ゾンビ映画の後、こーなった経緯の説明がちょっとだけあって、で、後半・・・
綺麗にこぼす事無く、振ったネタを怒涛の様に、回収していく。
その1つ1つを回収するたびに、もう面白くて可笑しくて、お客さん全員で大笑い。
映画館って大声で笑って良いんだ!!
その内に、次の回収ポイントが読めてくるから、読み通りのシーンを見て笑えて、それが心地よくて・・・
最後に、ほっこり。

お見事!!

クラウドファンディングでお金を集めて撮影した自主製作映画。
自主製作感は随所にあって、それがむしろ味になってて物凄く「夢」を感じた。
20代後半、8㎜や16㎜の自主製作映画の現場に役者として身を置いてた事があって、その時の現場の情熱を思い出せた。
「夢」がある、ずば抜けたアイデアが見事に花咲いた、そんな映画でした。

「ほっこり涙が止めどなく…」

LiLiCoさんがテレビで紹介してたおススメのミニシアター系4本のうちの1つ「ブリグズビー・ベア」を観てきた。
この手の事件は日本でも起きているから観る上で構えてしまうんだけれど…
その先入観を演出で見事にズラしていって感じて欲しい部分に観客の意識を向けさせる。
結果、犯人を含む全員に愛を感じてしまい、後半怒涛の様に感動が押し寄せる。
ほっこり温かい気分に包まれてハンカチ目に当てエンドロールを見る。
そこで流れるチープなタイトル曲を聞いて余計に涙が出る。
…そんな映画でした。
「他人の評価なんか関係ないよ。君はやり切ったんだ。」
友人スペンサーの笑顔で言うこの台詞が特に響いた。
感じた事、気がついた事、他にもいっぱい口にしたいけど我慢。
公開数が縮小傾向にあるので、どうか是非観に行って下さい。
素晴らしい映画です。