「ビニール1枚の距離感」


【表現のチカラ】がやっている防犯演劇は対象がシニア世代の皆さんなので、つまり重症化し易いわけで、実施する側にとってはナーバスになるのは当然の事。僕だって立場的に自分が実施した現場でクラスター…なんて想像もしたくない。

そのナーバス度合いも場所によってそれぞれで、感染対策も微妙に違う。
今回の「いずみ野地域ケアプラザ」では、マスクをしない場合はマウスシールドを使用してビニールの壁。マスクをする場合はビニールの壁外してOKって事だった。


このたかだかビニール1枚何だけど、演者としては物凄く距離感を持ってしまうもので…
同じ空気を吸ってはいるんだけど、劇場特有の劇空間感は凄く薄かった。
そもそも客席に届く声のボリュームが全く違う。
気持ちの圧=音圧でもあるわけで、そういうものも遮断されてしまう。
いや、視覚的にそもそもお互いに見え難い。
5感全部影響受けるわけで・・・
でもね
メモを取る人、質問してくれる人が居た!
少なくとも届いてた事は実感できた、良かった。


帰りには昨年の【表現のチカラ】の成果物、DVDとミニポスターをプレゼント。

有意義で、嬉しい1日だった。

「演劇による乳がんの啓発」

来週、17日に小屋入り、19日〜21日の4公演。
【表現のチカラ】が制作協力している
「ブレストウォーズ〜恋する標準治療〜」
癌宣告をされた女性と、彼女を取り囲む人々、そして乳がんと戦う女性達のお話。今日、稽古場にお邪魔した。

僕にとっては2019年の夏以来の演劇の稽古場の空気感。
今日は抜き稽古だったらしくキャストの方々は少なかったけど、偶然にもZoom劇で覚えのあるシーンの稽古。
重めのシーンだったけど、吹いてしまう箇所もあれば、キャラクターにツッコみたくなるとこもあって、ググッと見入ってしまった。

作・演出の鹽野佐和子さんは、乳がんの啓発を目的とした舞台をラブコメのエンタメにするって話してた。
リアルなまま伝えても、関心の無い人には伝わらない。
これは特殊詐欺とか…いわゆる「社会問題」の啓発の鉄則だと僕は思う。

僕がこの話を伺ったのは一昨年の冬…

この作品は「ブレ恋」ワークショップで演劇を初体験した
「癌サバイバー」の方々が出演する…つまりは初舞台。
それをまとめてきた佐和子さん自身が「癌サバイバー」。
新型コロナウイルスとある意味…一蓮托生でこれまで制作してこられた。その道のりは僕レベルの関わりでも、とても言葉に表せない。

…色々な人の想いの詰まった舞台はいよいよ、来週末。
20日がまだ席の余裕があるそうですよ!
ぜひ!!
詳しくはカンフェティPeatixまで。

「出会って21年…」

あの日、確かHanesの真っ白いTシャツに足首を絞ったフィット目のジャージを着てた。
僕はAdidasの3本ラインのパンツにポロシャツ着てた…確か。
劇団☆新感線の1995年「ゴローにおまかせ3〜後ろから前から〜」の2次オーディションで。

感慨深いなぁ。
僕が書いた台本を今日、2021年3月8日午前中にタイソン大屋君に揉んでもらいました。
来週、またZoomで待ち合わせ。
感慨深い。
2021年4月15日・・・2人で芝居するかもしれません。

「しゃべって好い友!」


ブログにも書いたけど、
2月1日にリモートで出会ったいちご先生の影響で、2月17日、YouTubeの番組をスタートさせた。

【表現のチカラ】で取り組んでいる社会問題の第3話として『シニア世代のデジタル・ディバイドの解消』ってのがあって、それにコミットする企画。名付けて…
OK!一朗の「しゃべって好い友!」
ICTを利用して、このコロナ禍でもリスクに配慮しながら毎日楽しく過ごしておられるシニア世代の方を1人、ゲストに招いてトークする番組。
YouTubeライブとFacebookライブのサイマル配信。
明日、第2回目。シニアの皆さんの活動時間に合わせて午前10時半スタートで約30分間(笑)。
楽しんでやっていこう。
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