「フライヤーは語る…」

来月22日に公演を控えているPROJECT一照第三回公演「クロスロードー出会うはずの無かった男二人の物語ー」のフライヤーが完成した。
あらすじの表現方法やら、配役チェンジの説明やら、フライヤーの演出やら色々あ〜だこ〜だやりすぎて、予定より一ヶ月も遅れてしまった。
でも、かっこいいフライヤーになったと思う…

って、表紙はロゴだけで構図ほぼ同じなんだけどね(笑)。
実はこれには意図があって、10年公演を続けて、10枚のフライヤーを並べた時、二人はどんな風に年輪を重ねるのかなってのをお客さんと見られたらって思って。
「6才のボクが、大人になるまで。」って映画。
あれ、12年かけて同じキャストが同じ役を演じるんですけど、その実際に歳を重ねていく様が映画になって役として描かれているってのが何だか素敵で、これは映画のキャストも俳優冥利に尽きるだろうなぁって思って。あんなのとても出来ないけど、二次元なら僕らでもできるよなってことで10年がかりの企画です。
振り返るにはまだまだ気が早いけど、以下、一昨年と去年のフライヤーです。

なんか…
ちょっと…
はだ、お肌の水気、無くなった(泣)??
やつれてる…様な(笑)。7年後、どないなんねやろ。

ご予約はコチラから。
「配役チェンジ」って面白い企画やります。

公演の詳細は「PROJECT一照」ホームページまで。

「凄すぎてニヤけるって…」

タイトルの通り、
凄すぎて、すげぇすげぇと思いながら見ていると、口が半開きでニヤけてくるんやね。
ふと劇中、我に返ってそんな風に気付く瞬間が多々あった。
「おぉ〜〜」
「はぁ〜〜〜」
「うわぁ〜〜〜〜」
なんか、そんな感じの言葉しか出てなかった。

吉田さん、暴れてたなぁ。
美味しい役を見事にモノにしてた。

CRISISから追憶と来て、楽しみにしてた小栗旬の捨之介もついに見て来た。97年の古田さんの捨之助とはまた違う良さがあって…あ、それは蘭兵衛の山本耕史もそう。粟根さんも色っぽくカッコよくて好きだったけど、山本耕史も凄まじく色気あったなぁ。
いやぁ〜二人とも本当にかっこよかった。
着流しで刀を振るって、それだけで色っぽいけど…出てくる度に『っぱぁぁぁぁーん!!』と場内空間に舞い散る花があった。

振り返ると…
あの装置や空間を髑髏城の世界風に演出するって、前例がないだけに、もちろんその筋のプロフェッショナルが軍師の様にそばに居て助言とか提案とかあるのだろうけど、いのうえさんの頭の中は一体どうなっているんだろう…と舌を巻く。
もう映画なのか演劇なのか、はたまたアトラクションなのか…なんかよく分からない、とんでもないものが生まれた瞬間に立ち会った気がした。

でも望むなら、一度ABCホールで新感線を見てみたいな(笑)。