「噂は本当に…」


今日、上映初日。
初日に行くなんてほぼ無いんだけど、色々気になって我慢出来ず。
IMAXをチョイス…凄い、館内8割埋まってた。
マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)っていうマーベルヒーローが共に活躍する世界を描く一連の作品のフェイズ3最後…って事で、ネット上で一杯噂が流れてて、その中の一番ショッキングなのが本当になった。
笑えるシーンもかなりあったけど、やっぱり寂しさ悲しさ、強い…。最後だから、次へ続くオマケも無し。あぁフェイズ4はどうなるんだろう…
まさにマーベルヒーロー総出演だった。前作インフィニティウォー以降の作品、キャプテンマーベルもワスプも活躍してた。
でもなぁ〜
はぁ(泣)。

さて、今日からGW。
かなり観る人多いだろうけど、キングダムとどっちに軍杯あがるかな。
次はキングダム!バンブルビーも観たいと思ってる。

おぉ、激富大阪、今日は折り返し。好評の様です。
私は8日からの東京公演!
チケットはこちらから!!

「波岡さんの挑戦」

仲間のチャレンジって本当に刺激をくれる。
先の「中尾周統」の東京特攻企画もそうだし、このドラマティック・カンパニー(DC)の波岡さんの個人プロデュースもそう。
写真は左端に波岡さん、劇中で波岡さんに見事に対抗していた同じDC劇団員の伊東さん。そして激富にも何度か出演してくれているシンガーソングライター結菜。自撮り、鼻が伸びてて、ちょっと見てられない写真(泣)。
演目は「恋愛日記2」という不条理劇。
2005年に波岡さん自身が同役で出演したDC若手公演の再演で、色々な経緯があって思い入れもひとしお。
なので当然のごとく、まさに熱演だった。

不条理劇って正直苦手なジャンル。
直球で感情が伝わってくるわかりやすい構成が好きなので、その噂を耳にしてどうかなぁ〜と思っていたのですが・・・

キャストそれぞれにまるで「主役!」って思う位の見せ場が各シーンにあって、一見無関係なそれぞれのシーンで起きる出来事がほのかに一つの軸でつながっている。初演の演出を出来るだけなぞったって中尾さんは話してらっしゃったけど、役者の皆さんのスキルも相まって、感情表現とか出来事の説明とか…客の集中をうまく引っ張る素敵な演出だったなぁと思う。
セットも良かったなぁ〜
素直に見入ってしまい、とても面白かった。
でも初日打ち上げでは感想をうまく言えず、聞いてる波岡さん、ぽかんとしてた(笑)。

波岡さん、「波岡企画第二弾」絶対やりましょうね!
応援しています。

公演は、今日が休演日で明日から怒涛の6回!!
皆さん、渋谷からバスで淡島バス停まで15分。下車すぐの劇団ドラマティック・カンパニーアトリエで演ってます。
不条理劇入門としては手頃なランタイム90分。
詳細はこちら
是非、観に行ってみてください。

「断捨離演劇!」

写真はA.I.Filmsの石田アキラさん、劇団往来の要冷蔵さん、神戸のシアターエートーの支配人で春匠の1人、大下順子さん。池袋のシアターグリーンで見てきた春匠「チョコレートケイキ」のキャスト(アキラさんは東京ではスタッフ)です。

…情報過多な世の中。
きっと現代人は考え、想像する力が衰えているのではないか。
演劇界でもきっとそう。つまり観客も。演者だってそう。説明し過ぎるし、説明され過ぎている。
そんな飽食演劇界に一石を投じるお芝居。
勝手な解釈だけど、それがノンバーバル、だと思う。
初体験。

客入れの瞬間から劇場を出るまでカンパニーはドSに徹します。観客はお金支払って作品を観に行っているのに情報をくれません。正確にいうと、ちょっとしかくれません。
照明ほんのちょっと。
音響ゼロ。でも、音って意味では身動きで立つ音や息遣い…めっちゃ説明してくれる。
舞台セット…この中では結構くれるかな。
キャスト、ちゃんと見てないと見逃し易いレベルでくれる。
とにかくカンパニーは全く媚びないんです、我々に(笑)。ステージでストーリーが進行していってるのに、何が起きているのかの説明が、本当に、ほんのちょっとだけ。
つまりは「徹底的に断捨離され尽くした作品」がそこにあります。

あープラスここに、周囲のお客さんも…キャストレベルで情報くれます。やっぱり身動きとか、息遣いとかで(笑)。とにかく観客皆が情報飢餓状態で周囲の反応に互いに過敏になっているんで、何に反応したのか無茶苦茶気になって理由を探します(笑)。
進行していく中でさらに無意識下の飢えと戦う様になり、精神的空腹をメンタルで補填して、誰だか知らない客同士でも助け合って補填し合って、どどどーっと気付けば終演…
「はいこれで全部です」と、カーテンコールでも何も無く、そそくさと退散。
お客様である我々に挑戦状叩きつけて帰って行った(笑)。
でも、死力尽くした演者の皆さんのお顔が印象的でした。
戸惑いの様なザワつきの中、観客同士、無意識下の連帯感が生まれてます。顔色をさり気なく伺い会話に耳をそばだて、各々色々振り返りながら少ない情報を繋ぎ合わせて着地点を探しながら帰る。どぉおおんって感じの心地よい疲れと共に…

そんな作品です。
文面だけ見たら…何のこっちゃ、でしょ(笑)?
でも、この振り返りがちょっと病みつきになる。
この楽しみ方…新しいジャンルじゃ無いですか??
ストーリー自体は説明するのが野暮です。
捉え方絶対皆違うし(笑)。
11月頃、同じのをやる…かも…なんて、演目中唯一の女優、春匠の大下さんが言ってました。この大下さんが劇中一番説明していそうなキャラクター。だって女優1人だから(笑)。なので、その再演では皆さん要注目ですよ、大下さんの動きは。

結論。
現代人全員観に行って、甘えてた自分に喝を入れるべき(笑)。
皆、無意識に、考えずに答えを欲しがってるんです。
お金を支払っているから、丁寧に教えてくれるのが当たり前だと。
分からなければ、カンパニーが悪いんだと。
そんな飽食演劇界で育った観客にまさに無言で投げかけてきた、ステージ側からのアンチテーゼ。
これ体感したら、観客の在り様について考えさせられますから。一方的に。

追伸
客目線で色々書きましたが、演者は舞台俳優としては最強の武器の1つ「言葉」を奪われてるので…
想像を絶する色々があると思われます。ゾッとする…

「歌芝居…」


パズーにクリリンにルフィの声を演じる田中真弓さん。
永井寛孝さん、竹田えりさん、3人で「おっ、ぺれった」を結成したのが1988年。
僕は高校生…「1988・春・満里奈」という渡辺満里奈のコンサートを行った年だ(笑)。
この度、31周年という事で、読み違えたらしく…30周年記念ライブ(笑)に行ってきた。
次は41周年にされるそうだ。是非!
小さな身体から溢れるパワー、面白くて歌も超素敵で表情も豊か、失礼を承知で、舞台上所狭しとぴょんぴょん跳ねる…そんな女優、真弓さんが寛孝さんえりさんと共に真ん中に居るけども、周りのキャストの皆さんも負けじとぴょんぴょん跳ねて、カンパニーの皆さん全員から溢れるテンポ良い温かさ…が、小屋一杯になってた時間でした。

そんな真弓さんと共演します、NAO-TA!プロデュース「たいせつなきみ」。
チケットはこちら

ちなみに出演されていたしぇねおさん(いまむらのりお)から頂いた「金のふんどし」を衣装に「法螺 〜a pack of lies〜(2014)」の舞台に立ちました…覚えてらっしゃるかな。

「行動に起こせば動き出す」

表題はフランキーの名言。
言えば
動けば
自分も込みで環境が変化する。
些細かもしれない。
自分では気が付かないかもしれない。
でも言えば、動けば、変化する。

青葉区スペースナナの皆さん、そしてきっかけになった稲邑さん、心から感謝致します。
有難うございました。

一歩、歩いた。
…次の一歩だ!