「凄すぎてニヤけるって…」

タイトルの通り、
凄すぎて、すげぇすげぇと思いながら見ていると、口が半開きでニヤけてくるんやね。
ふと劇中、我に返ってそんな風に気付く瞬間が多々あった。
「おぉ〜〜」
「はぁ〜〜〜」
「うわぁ〜〜〜〜」
なんか、そんな感じの言葉しか出てなかった。

吉田さん、暴れてたなぁ。
美味しい役を見事にモノにしてた。

CRISISから追憶と来て、楽しみにしてた小栗旬の捨之介もついに見て来た。97年の古田さんの捨之助とはまた違う良さがあって…あ、それは蘭兵衛の山本耕史もそう。粟根さんも色っぽくカッコよくて好きだったけど、山本耕史も凄まじく色気あったなぁ。
いやぁ〜二人とも本当にかっこよかった。
着流しで刀を振るって、それだけで色っぽいけど…出てくる度に『っぱぁぁぁぁーん!!』と場内空間に舞い散る花があった。

振り返ると…
あの装置や空間を髑髏城の世界風に演出するって、前例がないだけに、もちろんその筋のプロフェッショナルが軍師の様にそばに居て助言とか提案とかあるのだろうけど、いのうえさんの頭の中は一体どうなっているんだろう…と舌を巻く。
もう映画なのか演劇なのか、はたまたアトラクションなのか…なんかよく分からない、とんでもないものが生まれた瞬間に立ち会った気がした。

でも望むなら、一度ABCホールで新感線を見てみたいな(笑)。

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