「愛するということは…」


お互いに顔を見合う…ということではなく、一緒に同じ方向を見る事なのね。」
子供が居なかった河井継之助とおすが夫婦を見て、母親が口にする言葉。
「常在戦場」
いつでも戦場にいるという心構えで事を為せ!
「独立自尊」
人の尊厳を大切にして、何事も自分の判断・責任のもとに行うこと。

響く言葉一杯あったな…忘れてるわ。
責任を持つって大事。責任持つ人間の言葉は信じられる。

大好きな司馬遼太郎さん原作「峠」の実写化、観てきました。

河井継之助は死ぬ間際、自分を最期まで支えてくれた寅太に『勉強して商人になれ』…と、福沢諭吉宛に手紙を書いていました。そのくだりも描かれていて、この「独立自尊」は慶應義塾の基本精神。
へぇ。
その虎太は後に朝日麦酒(アサヒビール)を作り、阪神電車を作り、阪神タイガースの生みの親と言われているそうです。

役所広司と仲代達矢の無名塾師弟共演も見どころだったな。
いい映画。

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