「たいせつなきみ」紹介③


小林大介さん。
クレバーでスマートで(どちらもいい意味で)ジェントルマン!そして羨ましい位に力が抜けていて、言葉にユーモアがある。自分が思い描くまさに「欧米の、社会からちゃんとリスペクトされている舞台俳優」のイメージです。今風でも有り、モノクロの映画にも出ていそうな…。実はワンシーン、立ち位置的に顔が向き合うところがあって、稽古中に大介君が吹き出してしまった記憶が頭に焼き付いて、どうやっても全く消えず、本番、そこが自分的に超・要注意な箇所の一つ。絶対に見ない。こっち向くけど見ない。お客様にはバレない(笑)。

椎名茸ノ介さん。
実は偶然にも共通の知人がいて、一方的に知っていた。さらに偶然、TARAKOさんのWAKUプロデュース「Birthday2018」という作品を観た時に隣の席で、関さんと一緒に座っていた(笑)。顔合わせの本読みの時、流れたキンソンを聞いて感極まる椎茸君が皆さんに突っ込まれて、あぁ、ここも客席から感じた通りの空気感だ…そこに自分が居るんだ…って感じたのと同時に、自分の背筋がビッと伸びました。あの感覚のまま稽古して来られたと思う。本番も、千秋楽のその時まで、あの椎茸君にきちんと胸を張れる自分で居たいとずっと思っています。

オマケ。
この間の激富2019「Vapor Trail〜想いの真ん中〜」で偶然同じ回に来てくれた北澤友梨枝ちゃんと。まさにちょうど一ヶ月前。

「たいせつなきみ」紹介②


冨永みーなさん。
随分と久しぶりの舞台なんだそうだ。
緊張しませんか…って聞いたら、今のところ全然って。
でも小屋入ったら緊張するかもって。暗転…自分の鳥目具合が、舞台が久しぶり過ぎてよく分からないからって。場当たり中にアタフタしてたら助けに入ろう(笑)。
皆さん的には、可愛らしい、男前、カッコいい、色んな姿が見られるので客席から要チェックですよ。特に一緒に写っているくじらさん演じる「さゆり」を制御する姿は必見です…(笑)。

そして、みーなさん、私と共に「たいせつなきみ 2019」でカンパニーに初参加するもう1人…

久住翠希さん。
顔ちっちゃ!…比べてびっくり(笑)。そして端正なお顔立ち、超イケメン!!映像と舞台、両方で活躍する俳優さん。もちろん初めまして。男塾の生徒に居そうな雰囲気でも有る。礼儀正しいし、ハキハキしていて元気だし。
…バックで音楽も流れず、SEも極端に少ない会話劇。しーんとした台詞の間とかの芝居で生まれるアイコンタクトって、気持ちを組み立てるのに特に重要なんだけど、それが翠希君と何度か劇中で。数が少ない分、役としても役者としてもグッと気持ちがこもる瞬間。見つけてくれたら嬉しいです。

「たいせつなきみ」紹介①

本番を前に、カンパニーのステキな皆さんを紹介しておこうかと。まず…
くじらさん!
楽しい。気さく。面白い。大迫力。サラウンド。
ナルトの大蛇丸と、スセリさんとこでのお芝居と、初演再演の「たいせつなきみ」の印象で、一体全体どういう方なのだろうと思っていたけど・・・写真の通り(笑)。
カンパニーのムードメーカーです。そばに居ると誰でも明るくなれます。
顔合わせからこれまで…毎日、本当に楽しくお喋りさせて頂いてます。有難うございます、くじらさん!

そしてカンパニーを支えてくれる…まさに「縁の下の力持ち」な皆さん。
演出助手の佐野貴之さん。稽古の進行・記録・各スタッフさんとの繋ぎ役・キャストへの細かな指摘など…まさに演出中尾さんの右腕。私、日々、舌を巻いています。
また稽古場でアンダースタディをつとめてくれている荒嶽恵さん、陶亜紀子さん、北澤友梨枝さん、そしてドラマティック・カンパニー研修生の鈴木高文さん。皆、本番を控えていたり劇団や事務所に所属してお仕事をしたりレッスンを積んだりしている現役の俳優さん。稽古では役者が欠席の際に、周りの役者が全く戸惑う事なく見事に代役をつとめる。
…僕が客席から舞台上で芝居をしているのを観た事がある方々が、黒子になってカンパニーを支えてくれている。「感謝」、もうそれしか言葉が無いです。いつも有難うございます。